ピラティス初心者がきついと感じてしまうのは何故?「インストラクターが教える」継続するための対処法7選!!
2026/03/03結論から言うと、ピラティス初心者がきついと感じてしまうのは「当たり前」です!
何事もやったことがないことを始めると、きついと感じてしまうものではないでしょうか?
この記事では、ピラティス初心者がきついと感じてしまう理由を明らかにしながら、確実に継続していける方法を紹介します。
【結論】ピラティス初心者がきついと感じるのは当たり前

ピラティス初心者がきついと感じるのは当然の反応と言えます。
ここではきついと感じてしまうメカニズムの説明と継続の重要性を解説していきます。
ピラティスできついと感じるのは効いている証拠

ピラティスは、本質的には筋力トレーニングの一種です。
「きつい」と感じている状態は、ターゲットとしている筋肉にしっかりと刺激が入っている証拠です。
もし、最初から楽にできているとしたら、それは「何かが間違っている」可能性が非常に高いと言えます。
楽な姿勢や使い慣れた筋肉だけでピラティスを行ってしまっている場合、本来効かせるべき部位を使えていない「代償動作」※1が起きているかもしれません。
一般的なジムでの筋トレとの大きな違いは、ターゲットにする筋肉の深さです。
- 一般的な筋トレ: アウターマッスル(表層筋)を鍛えて体を大きくする
- ピラティス: インナーマッスル(深層筋)を鍛えて正しい姿勢やしなやかなボデイラインを作る
普段意識しにくい深層部の筋肉を刺激するため、独特の「きつさ」や「地味な辛さ」を感じるのは、正しく体が反応している証拠なのです。
※1:代償動作
本来その動きを行うべき筋肉や関節が、筋力低下や可動域制限、痛みなどの理由で動作が行えない際、無意識に他の筋肉や関節が代わりに働いて動きを補ってしまうこと。
継続することで楽になる理由

「このきつさが一生続くの?」と不安になる必要はありません。
継続することで、確実に動作は楽になっていきます。
理由は主に2つです。
- 体の使い方を脳が覚えるから: 最初はパニックになる動きも、反復することで体が覚え、自然に動けるようになります。
- 必要な筋肉が育つから: 筋トレと同じで、体を支えるためのインナーマッスル自体が強化されるため、同じ動作でも負荷に耐えられるようになります。
ピラティス初心者がきついと感じる5つの理由

具体的に、なぜ初心者はこれほどまでに「きつい」と感じてしまうのでしょうか。
主な5つの理由を深掘りします。
理由1:インナーマッスルを使うから

ピラティスでは、普段の生活ではほとんど使っていない、眠っている筋肉(深層筋・インナーマッスル)を刺激します。
使い慣れていない筋肉を動かすため、脳と体の両方に大きな負荷がかかります。
また、普段感じたことのない奥深い部分に筋肉痛が来るため、その感覚に驚いて「きつい」と感じることが多いです。
理由2:正しいフォームの維持が難しい

ピラティスの効果を出す鍵は「正確なフォーム」にあります。
しかし、見よう見まねでやっても、数センチ単位のズレなどで効果が変わってしまうため、非常に難易度が高いのです。
- インストラクターの指導が必要不可欠: 独自のやり方では効かせたい場所に効きません。
- 体幹のパラドックス: 「体幹が弱いからフォームが維持できない」のに「フォームを維持しないと体幹が鍛えられない」という壁にぶつかります。
- 最初は崩れてしまっても問題ありません。継続することで体幹そのものが強くなり、自然と正しいフォームをキープできるようになります。
理由3:呼吸法と動作の同時進行

ピラティスの大きな特徴であり、壁となるのが「呼吸」です。
主に「胸式呼吸」※2を用いますが、常に肋骨の動きやお腹の引き締めを意識しながら、同時に手足を動かす必要があります。
「息を吸って、吐きながらお腹を薄くして、足を上げて、肩は下げて…」
このように一度に処理する情報量が多いため、体力的なきつさに加えて、頭を使うきつさも発生します。
※2:胸式呼吸
常にお腹は薄いまま、胸まわり(肋骨・胸郭)を広げたり閉じたりして行う呼吸
メソッド
①鼻から息を吸う
•肋骨が四方八方に広がる
•胸がふわっと持ち上がる
②口から息を吐くとき
•肋骨が閉じる
•胸が元の位置に戻る
胸式呼吸を取り入れるメリット
・インナーマッスルが鍛えられる(体幹が安定する)
・肋骨の可動性が上がる
・自律神経のバランスが整う
理由4:すぐに効果があらわれない

ダイエットやボディメイクにおいて、「すぐに結果が出ない」ことは精神的な「きつさ」に繋がります。
ピラティスは、体の内側から根本的に作り直すメソッドであるため、見た目の劇的な変化には時間がかかります。
「こんなに頑張っているのに変わらない」と思い込み、意味がないと判断して辞めてしまうのが一番もったいないパターンです。
理由5:体が硬い

体が硬いと、インストラクターに指示されたポーズ自体が物理的に取れないことがあります。
- 「足がそこまで上がらない」
- 「背中が丸まらない」
これにより、筋肉への負荷だけでなく、「自分だけできていない」という劣等感やストレスを感じてしまい、精神的にきついと感じてしまうケースも少なくありません。
ピラティス初心者がきついと感じた時の対処法7選

きついと感じた時、ただ我慢するのではなく、適切な対処をすることで継続しやすくなります。
ここでは7つの対処法をご紹介します。
対処法1:レッスンの頻度を調整する

最初から「毎日やる」「週4回通う」などと意気込むと、疲労が抜けずに挫折の原因になります。
まずは週1回〜月3回程度のペースから始めて、生活リズムに組み込むことが重要です。
DAYS PILATES おすすめプラン
「DAYS PILATES」では、最小月3回から通えるプランをご用意しています。「まずは無理なく始めたい」「週1回ペースで様子を見たい」というピラティス初心者の方に最適です。
余裕が出てきたらプランを上げて頻度を調節することも可能です!
対処法2:インストラクターに相談する

ピラティスのことを一番よく理解しているのはインストラクターです。
「この動きで腰が痛い」「きつすぎてついていけない」と正直に相談してください。
プロのインストラクターであれば、あなたの筋力に合わせた対策を提案し、負荷を調整してくれます。
きつすぎる状態での継続はけがのリスクにもなりますので、限界を迎える前に相談することが大切です。
対処法3:初心者向けのクラスを選ぶ

ピラティススタジオによってレベル設定は異なりますが、必ず「初心者向け」のクラスを選びましょう。
上級クラスは流れが早く、説明も簡略化されている可能性があります。
初心者向けのクラスでは、強度が低めに設定されているだけでなく、身体の使い方、フォームの取り方を丁寧に解説してくれるため安心して受講できます。
通っているスタジオのホームページで運動強度を確認してみましょう。
対処法4:目標地点をイメージして

精神論に聞こえるかもしれませんが、「なぜピラティスを始めたのか」を明確にすることは非常に強力なエネルギーになります。
- 「猫背を治して自信を持ちたい」
- 「痛みのない体を作りたい」
- 「スタイルをよくしたい」
ピラティスを始めた際の目的を忘れず、具体的にイメージしてください。
続けられるかどうかは、最終的には自分との闘いです!

レッスン中に「限界!」と思ったら、無理に続ける必要はありません。
その場で調子を取り戻すまで休憩をとりましょう。
無理をして怪我をするよりも、自分の限界を知り、コントロールすることのほうがピラティスでは重要です。
対処法6:他人と比べない

グループレッスンでは周りの人が上手に見えるかもしれませんが、ピラティスは「自分自身に集中する」時間です。
周りの人と柔軟性や筋力を比べる必要は全くありません。
「以前の自分より、今の自分」を比較し、評価しましょう。
対処法7:自宅での復習を取り入れる

週1回のレッスンに加え、自宅で5分でも良いので習った呼吸法や簡単な動きをおさらいしてみましょう。
また、強張りを感じた部位を解し、柔軟性を高めましょう。
このような工夫を行うことで、より早い期間で効果を実感できるようになります。
ピラティス初心者が陥りがちな3つの勘違い

「私には無理かも…」と思う原因の多くは、実は勘違いです。
ここではピラティス初心者や、ピラティスを始めたいと検討している人が勘違いしている3つのことを紹介します。
勘違い1:柔軟性がないとできない

「体が硬いからピラティスは恥ずかしい」と思う必要はありません。
ピラティスは元々リハビリテーションとして活用されていたものなので、柔軟性や筋力に自信がない方や運動が苦手な方でも始めやすいスポーツです。
また、できない動きや姿勢に関しては無理に実践する必要はありません。
DAYS PILATESでは一人一人に合わせてやりやすいポジション、フォームをご提案させていただきます。
勘違い2:運動が苦手な人には向いていない

むしろ、運動が苦手な人にこそ向いています。
運動経験がない人は、特定のスポーツによる「変な体の癖」や「アウターマッスルの偏った発達」が少ないため、真っ白な状態で正しいフォームを吸収できる傾向があります。
結果として、初心者の方が効果を実感するまでのスピードが早いことも多々あります。
勘違い3:毎日やらないと効果がない

「毎日やらないと意味がない」というのは誤解です。
筋肉には回復期間が必要ですし、何より「毎日やらなきゃ」というプレッシャーで辞めてしまうのが一番のリスクです。
頻度よりも「継続期間」が重要です。
少ない頻度でも長く続けることが、体を変える一番の近道です。
ピラティス初心者のよくある質問

Q. 筋肉痛があるがピラティスをしてもいい?
A. 動かせる程度の筋肉痛であれば、ピラティスを行うことで血流が良くなり、かえって疲労物質が抜けやすくなることもあります。
無理のない範囲で行うのがおすすめです。
ただし、痛みが強い場合は2~3日程度、筋肉を休ませてあげましょう。
筋肉を休ませた方が怪我をすることなく効率的に鍛えることができます。
Q. 何ヶ月で慣れる?
A. 10回程度で慣れる方が多いです。
ピラティスの創設者ジョセフ・ピラティスは
「10回で違いを知り、20回で見た目が変わり、30回で全てが変わる」という言葉を残されています。
ピラティス初心者の方は「難しい」「合っているのか分からない」と言われることが多いですが、皆さん10回程度で体の使い方を理解し、慣れる方がほとんどです。
Q. 他の運動と併用してもいい?
A. もちろんです。とてもおすすめです。
ピラティスで体幹を安定させることで、ランニングやゴルフ、筋トレなどのパフォーマンスが向上し、怪我の予防にもつながります。
まとめ:きつくても続ける価値がある理由

ピラティス初心者が「きつい」と感じるのは、今まで使えていなかった身体の機能が動き始めた前向きなリアクションです。
最初は筋肉痛やフォームの難しさに戸惑うことも多いかもしれませんが、それを乗り越えた先には、「疲れにくい体」「整った姿勢」「しなやかなボディライン」という一生モノの財産が待っています。
まずは無理のない範囲から、週に1回、月に3回からでも始めてみるのはいかがでしょうか?
きつい時期を乗り越えて、理想の自分に出会う努力をしましょう!
DAYS PILATESでは、初心者の方でも安心して通えるプランをご用意してお待ちしております。
記事監修者
川内 ありさ
Arisa Kawauchi
【プロフィール】
インストラクター歴10年。
大手スタジオにて養成講座、WS、外部セミナー、イベント、業務委託育成、レッスン考案&指導などを担当(卒業生延べ980名以上輩出)。
その経験を活かし現在はDAYS PILATESにてリフォーマーピラティスレッスンや整体×パーソナルピラティス、リフォーマー養成講座や社内研修担当などに従事している。
【保有資格・経歴】
・マシンピラティスインストラクター
(上記DAYS PILATESにて)
・マットピラティスインストラクター
・全米ヨガアライアンス(E-RYT500, E-RYT200)
・小顔フェイシャルヨガインストラクター
・シニアヨガインストラクター
(上記IHTA国際ホリスティックセラピー協会にて)
・YOGIS ENGLISH -Intermediate-コース修了
(上記TAMISA yoga studioにて)